元日から3日までの正月三が日に、東京都内では合わせて19人が餅をのどに詰まらせて病院に運ばれ、4人が死亡しました。東京消防庁は餅を小さく切ったうえで、よくかんで食べるよう注意を呼びかけています。

東京消防庁によりますと、ことしの正月三が日に都内で餅をのどに詰まらせて病院に搬送された人は、38歳から100歳までの男女合わせて19人にのぼりました。

このうち町田市の自宅で雑煮を食べていた88歳の女性など、いずれも80代の女性4人が亡くなったということです。

東京消防庁は、この時期は引き続き餅を食べる機会が多いことから、特に高齢者や子どもは餅を小さく切ったうえで、よくかんで飲み込むよう注意を呼びかけています。

また、のどに詰まった場合は周りの人が胸かあごを支えて、うつむきにさせ背中をたたいて、はき出させるなどの対応をとってほしいとしています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220104/amp/k10013414711000.html