参拝者、今年は密集 熱田神宮・初えびす
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縁起物のお札などを求め、授与所に押し寄せる大勢の参拝者=5日午前0時7分、名古屋市熱田区の熱田神宮・上知我麻神社で
商売繁盛と家内安全を願う「初えびす」が五日未明、名古屋市熱田区の熱田神宮内の上知我麻(かみちかま)神社であり、
縁起物のお札などを求める人たちでにぎわった。
お目当ては、祈祷(きとう)されたばかりの「一番札」と、福を集めるとされる「福熊手」。
境内には午前零時の開始前から参拝者が集まり、境内四カ所の授与所が開くと、代金の紙幣を掲げながらもみくちゃに。
「こっちこっち」「ください」など、いち早く手に入れようとする人たちの声が飛び交った。
新型コロナウイルス感染症予防で、昨年は並んだ順で受け付けたが、今年は感染者数が落ち着いていることから、
マスク着用を呼び掛けながら、従前の形で実施した。
同市緑区で板金業を営む渡辺正男さん(71)は「二十年以上にわたって初えびすに参加している。昨年も新型コロナで大変な一年だった。
今年こそ収まって、良い一年になってほしい」と願った。
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