◆W杯スキー(6日)

 ジャンプ男子は、オーストリアのビショフスホーフェンで伝統のジャンプ週間第3戦を兼ねた個人第12戦(ヒルサイズ=HS142メートル)が行われ、小林陵侑(土屋ホーム)が137メートル、137・5メートルの合計291・3点でジャンプ週間3連勝。史上初となる、2度目の全勝での総合優勝へ王手をかけた。

 1回目は飛距離を伸ばしきれず2位発進となったが、2回目は137・5メートルを飛んで、1回目首位のリンビク(ノルウェー)を軽々と逆転してみせた。助走路の形状がなだらかなビショフスホーフェンの台で、W杯連勝中の勢いを出し切って見せた。

 ジャンプ週間は、6日(日本時間7日)に最終の第4戦を同会場で開催する。小林陵は18―19年にも4戦全勝での総合優勝を経験しており、今季も達成すれば史上初の2度目全勝V。ジャンプ界の歴史に名を刻む偉業へ、あと1勝とした。

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