【感動も】M-1グランプリ優勝の錦鯉
業界内で囁かれる「ブレイクしない」説
「新鮮味がまるでない」
昨年、行われたお笑い界一の祭典である『M-1グランプリ2021』(テレビ朝日系)。第17代のチャンピオンとなったのは、史上最年長優勝で大きく話題となった錦鯉だ。

優勝が決まった後のエンディングでは錦鯉の長谷川雅紀(50)・渡辺隆(43)の2人だけではく、関東芸人として古くから2人を知る審査員のサンドウィッチマン富澤たけし(47)とナイツ塙宣之(43)も号泣し、大感動に包まれた大会となっていたが……。

「一昨年のミルクボーイが優勝した回は神回。しかし昨年のマヂカルラブリーが優勝した大会以降、今年もそうだが、決勝のメンツも小粒だし、レベルも相当に落ちている。審査員の面々も本音はそれほど言わないし『全然面白くない』と思っていても86点位はつけるのが暗黙の了解となっているので、緊張感もあまりない」(ネタ番組演出家)
決勝の面々も、純然たる“しゃべくり漫才”は少なく、いわゆる“立ちコント”が多め。

コント衣装やコントセットを使わずに、センターにサンパチマイクだけを置く“漫才風”であればOKという大会になってしまった感があるが、何はともあれ、笑いと感動に包まれた大会だったのは事実。

しかし、優勝した錦鯉に、早くも逆風が吹いているというが、それは一体なぜなのか。

「錦鯉の2本目のネタは、1本目のネタよりはるかに低レベル。しかし最終決戦に残ったオズワルドもインディアンスも2本目のネタが弱かった。結果的に審査員7人中5人の票を集めて優勝した錦鯉だが、消去法で勝ってしまったという印象。業界関係者は勿論のこと、ネット界隈でも『錦鯉つまらない』という書き込みで溢れかえっている」(同前)
また錦鯉は、昨年ほとんど無名ながらも4位で爪痕を残し、それから1年間かなりメディアで活躍していたことが、“今後のブレイクの足かせになるのでは”という意見も多い。

「バラエティ界隈では、もう錦鯉は売れている印象で新鮮味がまるでない。スキンヘッドで歯無しの長谷川は完全なイロモノ扱いで、MCなどに移行するのも難しく、いくら優勝したからといってこれ以上のブレイクは難しい。渡辺も『芸能界1のAVマニア』とトリッキーな強調材料もあるが地上波向きではない」(バラエティプロデューサー)
賛否両論あるようだが、優勝したのは正真正銘、錦鯉である。
https://k-knuckles.jp/1/13876/
今後の大ブレイクはないとしても、M-1グランプリ17代王者として、芸能界でそれなりに生き続けていくのは可能だろう。