【ニューデリー時事】インド東部コルカタを拠点に貧しい人々の救済に尽力し、ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの活動を受け継ぐ団体に対し、外国からの支援金を受け取るのに必要な許可の更新をインド政府が拒否した。ヒンズー至上主義を掲げるモディ政権による「弾圧」の一環という見方もある。

インド内務省は昨年12月27日、マザー・テレサの活動を継承した「神の愛の宣教者会」が外国支援を受け取るための許可を年内いっぱいで更新しないと発表。声明で「敵意ある資金」が発見されたことが理由と説明した。団体の活動資金がすぐに底を突くことはないもようだが、先行きが懸念されている。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022010500818&;g=int