元従業員にエアガンを撃ちけがをさせたとして逮捕された老人ホームの社長。逮捕前の取材で暴行を強く否定しました。 

 逮捕されたのは三重県伊勢市の老人ホーム「うらら」の代表・山本明彦容疑者(35)です。

 警察によりますと、山本容疑者は去年9月、当時従業員だった31歳の男性に会社の事務所でショットガンタイプのエアガンを数発撃ち、けがをさせた傷害の疑いが持たれています。

 エアガンの弾は男性の右の脇腹に命中し、全治10日のけがをしたということです。

 山本容疑者は逮捕前、CBCの取材に暴行を否定していました。

 「(暴行などは)まずはないですね。何度注意しても(従業員の男性は) なかなか理解できなかったので、きつく言ってしまったことはある」
 (逮捕前の山本容疑者)

 山本容疑者は警察の調べに対し、「怒って体を投げたことは覚えているが、撃ったことは覚えていない」と容疑を否認しています。

 警察は、山本容疑者が男性との口論の末エアガンを撃ったとみて、詳しい経緯を調べています。