(前略)

 そうした観点から見た時、安倍氏が評価するのは高市氏である。

「先の総裁選で私が推した高市さんは、真面目で勉強熱心なうえ、胆力もあります。
有力な総理候補として国民の皆様に認識していただいたと思います。特にディベート能力の高さは多くの人たちが評価していました。

 ただ、いささか真面目過ぎて、何でも自分で引き受けてしまうところが玉に瑕。

 総裁選の時も、テレビに出演してアピールすべきなのに、部屋にこもって細かい政策を練っていたほどです。
他人に任せるべきところは任せる、という思い切りができた時、彼女はさらなる飛躍ができるはずです」

 リーダーを目指す人々への示唆が豊富に詰め込まれている 安倍元首相のインタビュー は、「文藝春秋」2月号(1月8日発売)に掲載されている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/a72ad58837ac752051bcca75e339766b6e92ce60?page=2