俳優シドニー・ポワティエさん死去 黒人初のアカデミー主演男優賞、先駆者に称賛
https://www.bbc.com/japanese/59919161

バハマで育ち、アメリカ映画界で活躍した俳優シドニー・ポワティエさんが7日、亡くなった。
94歳だった。ポワティエさんは、アメリカで人種隔離政策が続いていた時代に黒人俳優として初めて米アカデミー賞の主演男優賞を受賞するなど、
ハリウッド映画における人種的固定観念を打破した先駆者だった。

バハマのフレッド・ミッチェル外相の大臣官房がBBCに対して、ポワティエさんの訃報を確認した。
米フロリダ州で生まれたポワティエさんはバハマで少年時代を過ごした後、16歳でニューヨークに移り住んだ。

ポワティエさんは1963年公開の映画「野のユリ(Lilies of the Field)」で、アカデミー賞主演男優賞を受賞した。

1997年からは、バハマの初代駐日大使を務めた。