愛知県の大村知事のリコール活動で署名集めなどをしたボランティアらが、署名偽造によって精神的苦痛を受けたとして、リコール団体に損害賠償を求める訴えを起こしたことがわかりました。

 訴えを起こしたのは、リコール活動にボランティアとして参加していたリコール団体の会員らおよそ10人です。

 訴状によりますと会員らは、リコール団体の事務局長の田中孝博被告らが、佐賀市内でアルバイトを使って署名を偽造させたことで、「『不正署名を行った政治会員』のレッテルを貼られ、署名者から『グルだったのではないか』と責められた」などとして、団体に対して原告1人あたり1万円の損害賠償を求めています。

 リコール団体会長の高須克弥氏の代理人弁護士は「訴状が届いてから対応します」とコメントしています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/699bee28ca39a90906059368004dab4ac1431a8e