鳩山氏「党を統治できないのに国を統治できるのか」
http://www.asahi.com/special/minshu/TKY201207100630.html
2012年7月10日21時27分

「党を統治できないような状況で、国を統治できるのか」。消費増税法案に反対し、民主党の党員資格停止3カ月の処分を受けた鳩山由紀夫元首相は10日、自身のグループ会合でこう述べ、野田佳彦首相(代表)を強く批判した。

 鳩山氏はこの会合で「多くの離党者が出たというのに、『これで、せいせいした』などという信じられない発言もある。もし私が代表で、離党者を1人でも出したなら、その責任を強く感じる。それが一切ない。この党は党としての体をなしているのか」と執行部批判を展開。そのうえで「党の体質を根本的に変えることに挑戦したい。その挑戦の是非しだいでは、次のステップが求められることになる」と述べた。