https://www3.nhk.or.jp/kansai-news/20220109/2000056235.html

全国大会出場の和歌山市の開智高校バレーボール部でクラスター

東京体育館で開かれたバレーボールの全日本高校選手権に出場した和歌山市の開智高校の部員のうち5人が、地元に戻ったあと9日までに、新型コロナウイルスに感染したことが確認され、和歌山県は、クラスターが発生したと発表しました。

和歌山県によりますと、和歌山市の開智高校の男子バレーボール部は東京で行われた全日本高校選手権に出場し、おととい和歌山市に戻ったあと、部員ら25人全員に抗原検査を行ったところ、部員1人が陽性だったため改めてPCR検査を実施したということです。
その結果、9日までに部員あわせて5人の感染が確認され、和歌山県はクラスターが発生したと発表しました。
5人のうち1人は無症状で、ほかの4人は発熱などがあるものの症状は軽いということです。
また、25人のうち10人は同じ寮で生活していて、東京から和歌山市に戻ったあとは登校しておらず、県は行動をともにしていた部員や学校関係者の検査を進めています。
和歌山県の野尻孝子技監は「大会などで県外に行った場合は検査を受け、とにかく軽い症状でも早く受診をぜひしてほしい。屋内のスポーツは要注意という認識をもってもらいたい」と話しています。