高卒認定試験、出願手続きをオンライン化へ…文科省方針

 文部科学省は、2023年夏から高卒認定試験の出願手続きをオンライン化する方針だ。受験生の利便性を向上させ、高校中退などをした若者を中心に出願者数の拡大を目指す。

 現在、高卒認定試験の出願手続きは、願書や履歴書を文科省へ送付する必要がある。20年度に行った出願者アンケートでは8割以上がオンライン出願を希望していた。文科省はシステム構築費に6億円を確保し、22年度中に新システムの詳細を決める。様々な受験生のニーズに対応するため、従来の出願方式も継続する方針だ。
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20220110-OYT1T50080/