最近のビデオゲーム、特に、壮大な物語やリッチなビジュアルをウリとする「AAA大作」と呼ばれる作品には、やや進化の頭打ち感を覚えています。

2021年を振り返ると、インディーでは『It Takes Two』や『Inscryption』、『Kena: Bridge of Spirits』など、様々な魅力を持つ名作が誕生しました。一方で、いわゆるAAA大作では、(『DEATHLOOP』など一部意欲作はあったものの)その進化は前世代機(PS4/Xbox One)の作品の延長線上にありました。さらに、大半の作品は前世代機との縦マルチであるため、前世代機との差を、描画解像度やフレームレート以外で打ち出せなくなっています。

https://jp.ign.com/games/57040/opinion/aaa