群馬県富岡甘楽広域消防本部(富岡市)は7日、無許可で副業をしていた下仁田消防署の男性消防士(22)を、停職1か月の懲戒処分にした。消防士は同日、依願退職した。
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 発表によると、消防士は2020年5〜11月の間、化粧品や空気清浄機を扱う連鎖販売取引(マルチ商法)を行い、知人の紹介料として8万円を得ていた。また、コロナ禍で行動が制限される時期に複数回、県外に出かけて同僚に不安を与えたことも処分理由とした。

 同消防本部は、職員の不祥事が相次いだため、昨年11月、検証委員会を設置。職員に実施したアンケートで、この消防士の副業の実態を把握した。