「Play-to-Earn (P2E)ゲーム」や「NFTゲーム」に騙されないために心がけるべき4つのこと はてなブックマーク - 「Play-to-Earn (P2E)ゲーム」や「NFTゲーム」に騙されないために心がけるべき4つのこと
4. 金儲け目的でP2Eゲームに手を出さない
元も子もない話だが、金儲け目的ならPlay-to-Earnゲームをそもそもやらないというのが騙されないために取るべき手段の一つである。
P2Eゲームの多くは初期費用を投資する必要があり、ゲームにもよるが数千円から十数万円までかかる場合がある。人気のP2Eゲーム「Axie Infinity」はまともにやるなら数万円の初期費用が必要となる。
初期費用がかかった場合、プレイヤーはまず原資の回収のためにゲームをプレイすることになるが、必ず黒字化できる保証はない上に、トークンの価格が暴落すれば損失を生む可能性も十分にある。元を取るためにゲームをするのは、「Play(遊び)」ではなく「Work(労働)」という感覚に近くなるだろう。
海外メディアのアンケートでは、P2Eゲームをプレイした人が稼いだ金額に満足した割合は
「非常に満足」が10.6%
「満足」が14.7%
「どちらでもない」が29%
「不満」が21.5%
「非常に不満」が24.2%
だったようで、半分近い人がP2Eゲームで得られる報酬の金額には満足していない結果が出ている。
同サイトのアンケートでは、P2Eゲームで稼げた金額が3000円以下だった人は全体の44.8%に及んでいる。
中にはMIR4のように初期費用の要らない基本プレイ無料のP2Eゲームもあるが、BOTだらけで普通の利用者はまともにプレイできないと批判を受けている。
そしてなにより、今市場に出回っているPlay-to-Earnゲームはそもそもゲームとしてはつまらない事がほとんどで、ゲームという名の作業だと感じる人が多いようだ。完全な作業となった場合、やっていることはRMT業者のBOTと大差ない。
将来的にゲームの楽しさとプレイヤーの利益を両立させるタイトルが登場する可能性は否定できないが、現状では「P2E」は人を集めるための宣伝文句に過ぎず、一時的な熱狂の後はトークンの価格が暴落してプレイしても稼げないゲームと化す。
「このゲームにお金を使おう」と思える魅力がないのであれば、いくらP2Eの看板を掲げて人を集めても、実際にプレイヤーを満足させることはできない。ゲームを楽しみたいならもっと他の面白いゲームをやればいいし、金儲けをしたいなら他の方法がいくらでもある。
引用/参考: THIS IS GAME
https://kultur2.blog.fc2.com/blog-entry-5368.html