投身自殺をAI活用で阻止、韓国 行動パターンを感知|秋田魁新報電子版
https://www.sakigake.jp/news/article/20220113CO0051/
【ソウル共同】世界でも自殺率が高い韓国で、橋からの投身自殺を防ぐための人工知能(AI)を活用した新システムが導入されている。監視カメラで自殺者に特有の行動パターンが感知されると警報が鳴り、消防などが出動する仕組みで、早期救助に役立っている。
ソウル中心部を流れる漢江にかかる橋からの投身自殺は長年、社会問題となってきた。ソウル市の消防当局は数年前から特に自殺者の多い橋にシステムを導入し、現在は九つの橋で運用されている。
システムは、大量のデータから傾向をつかむAIの「ディープラーニング」技術を活用。橋の上を徘徊したり、ずっと立ち止まっている人を感知する。