https://news.yahoo.co.jp/articles/830289ad7b8f63557f30a9d3e6503371e02c5a25
愛知県の大村秀章知事に対するリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、地方自治法違反(署名偽造)に問われた広告関連会社の前社長、山口彬被告(39)の有罪判決を受け、リコール運動を支援してきた名古屋市の河村たかし市長は12日、市内で報道陣の取材に応じ「熱心に署名活動をやっていた人の陰で行われた犯罪は許されん。どうして、そういう話が出ていたときに河村さん(自分)に相談してくれなかったのか」と話した。自身の偽造への関与は改めて否定した。  

河村市長はまた、事件の首謀者として同じ罪に問われ、現在公判中の「愛知100万人リコールの会」事務局長の田中孝博被告(60)に対し「佐賀に先立って行われたという名古屋市内での偽造も含めてすべてをしっかり説明してほしい」と注文を付けた。田中被告は公判で認否を留保している。【高井瞳】