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 昨年8〜9月に自宅で死亡した新型コロナウイルス患者の66%はワクチン未接種だったことが13日、厚生労働省の調査で分かった。当時は流行「第5波」のさなかで、症状が悪化しても入院できない人が相次いでいた。残りのうち9%は接種1回だけで、6%が2回接種済みだった。19%は「不明」。

 感染力の強いオミクロン株の拡大により、自宅療養者は再び急増する見通しで、対策の強化が急務となる。

 厚労省が都道府県を通じて集計した。一部が未報告だが、自宅療養や入院待機中などに死亡した人は、男性139人と女性63人の計202人。うち66%がワクチンを1回も接種していなかった。