母親になりすまして新型コロナウイルスの給付金を受け取ったとして、13日夜、熊本県あさぎり町の56歳の男が逮捕された。
自宅の床下からは白骨化した遺体が見つかり、警察は死体遺棄容疑でも調べている。
有印私文書偽造・行使、詐欺の疑いで逮捕されたのは、あさぎり町上北の会社員 堀井弘志容疑者(56)。
堀井容疑者は、おととし7月、90代の母親になりすまし新型コロナ対策の特別定額給付金10万円をだまし取った疑いが持たれている。
警察では、去年5月、町役場から「10年近く安否確認ができていない人がいる」と連絡を受け、13日、容疑者の自宅を捜索したところ、床下から白骨化した性別不明の遺体が見つかった。
堀井容疑者は不正受給を認めたうえで「ある朝、起きたら母親が亡くなっていたので床下の土に埋めた」と供述しているということで、警察は、死体遺棄の容疑でも調べている。
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