米オレゴン州立大学の研究者らが、大麻に含まれるいくつかの化合物が細胞内に新型コロナウイルスが侵入するのを
防止する機能があることを明らかにした。研究結果が学術誌『Journal of Natural Products』で掲載され、サイト「フォーブス」が紹介した。

研究者らは、2種類のカンナビノイド酸がコロナウイルスのSタンパク質と結合し、それによりウイルスが細胞内に侵入することを助けることを明らかにした。
確認された酸は感染や他の組織へのウイルスの拡大を防止する。

同酸自体は向精神作用を及ぼすことはなく、そのため、新たな抗ウイルス製薬の成分として活用できる可能性がある。

以前から、大麻は、家畜の飼料の他、食料生産で使用可能な貴重な物資源として知られている。
また、この植物には、化粧品やボディーローション、医薬品に添加される化合物が含まれている。

https://jp.sputniknews.com/20220113/9941109.html