「各陣営やっている」公選法違反を全否定 維新・前川議員の言い分は

毎日新聞 2022/1/14 15:14(最終更新 1/14 15:24) 有料記事 1301文字

 「僕だけじゃなく、各陣営がやっている」――。
2021年10月の衆院選で投票を呼び掛ける文書を公示前に送ったとして、
公職選挙法違反(事前運動など)の疑いで書類送検された日本維新の会の前川清成衆院議員(59)。
毎日新聞の取材に強い口調で違法性を否定し、「報道されたら訴える」とも話していた。
文書はどんな内容で、何が問題とされたのか。

捜査関係者などによると、文書は公選法で選挙運動期間中にのみ使用が認められている「選挙はがき」や、そのはがきに宛名やメッセージの記入を求める内容だ。

選挙はがきは、通常サイズのはがきなどに候補者の写真や政策、推薦文などを掲載したもので、
郵便局で「選挙」との表示を付けてもらって有権者に郵送する。
衆院選(小選挙区)で候補者個人は3万5000枚、政党は候補者1人につき2万枚ま…

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