合成麻薬ＭＤＭＡを密輸したなどとして、兵庫県警薬物銃器対策課や神戸税関などは１４日までに、麻薬特例法違反などの疑いで、いずれもベトナム国籍で神戸市内の派遣社員の女（２８）と専門学校生の男（２４）＝いずれも同法違反罪などで公判中＝を逮捕、送検した。
２人の送検容疑は業として２０２１年５月１２日〜７月３日、ベトナムからＭＤＭＡやケタミンを輸入し、複数のベトナム人らに譲り渡すなどした疑い。
容疑を認め、「２０年１月ごろから密売を始め、借金の返済に充てた」などと話しているという。
２１年５月、神戸税関で輸入された荷物の中からボディークリームの容器に隠されたＭＤＭＡが発見され、県警などが捜査を開始。
２人のほかに、発送された荷物の受取人や顧客ら計１２人を摘発した。
県警は２人が少なくともＭＤＭＡ約１７００錠、ケタミン約３６５グラムを密輸したとみており、販売価格は約２３００万円に上るという。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9f87be1813a43a80bbe645c1e6fd466f163e32b9
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