立民の安住氏 自民会派の元同僚に「それやっちゃおしまい」https://www.sankei.com/article/20220114-LG2URPWEHVLS3KV7QE526EQXCY/

立憲民主党宮城県連の安住淳代表は14日、民進党(当時)候補として当選した後、所属会派を自民党に変更した無所属の桜井充参院議員の政治行動を批判した。「野党が県民の信頼を得て、勝ち取った議席だ。それを自分の勝手で自民に渡すのはやってはいけない」と仙台市内で記者団に語った。

安住氏は映画「男はつらいよ」の主人公のせりふも引用し「寅さんじゃないけど、『それをやっちゃあおしまいよ』という話だ」とも皮肉った。その上で、夏の参院選宮城選挙区(改選数1)について「裏切らない候補者を立てたい。男女は問わない。キャリアを積んだ人でも、若さあふれる人でも、政治に不満を持っている記者でも構わない」と強調した。

桜井氏は平成28年の参院選で野党統一候補として自民党候補に勝利したが、令和2年5月に自民会派に入会。改選を迎える今夏の参院選で自民党からの出馬を模索しているが、自民県連は石川光次郎前県議会議長の公認申請を党本部に求めている。