「軍艦島だけでなく、佐渡鉱山も問題です」

日帝強占期に朝鮮人が強制労役した現場である端島(別名'軍艦島')をユネスコ世界文化遺産に登録する問題をめぐって
韓国と日本が対立していた2015年頃一歴史研究者が記者に、耳打ちした。
軍艦島を訪れて、遊覧船会社の従業員に「なぜ朝鮮人強制労働に関しては説明しないのか」とガイドツアーの内容について質問したり、
日本外務省あるいは、長崎市が軍艦の歴史を、果して十分に知らしめるのか動向を取材していた時だった。

日本は、強制労役を含めた全体の歴史を理解できるようにするという約束をして軍艦度を世界文化遺産目録に掲載した。


日本政府系団体の産業遺産国民会議が運営する「軍艦島の真実」というウェブサイトには、
8歳の時から島に住んでいたという日本男性(1933年生まれ)が「朝鮮人がはるかに良いものを食べた」と言うシーンが込められた「証言映像」がある。

様々な研究や強制動員被害者の証言で確認されたこととはかけ離れた発言だ。
この男性は日本の敗戦当時、国民学校(小学校)の5年生だった。 朝鮮人強制労働を理解することが可能だったか疑問だ。
産業遺産国民会議側は、このような映像をはじめとした様々な掲示物などを通じて、日帝が数多くの朝鮮人を強制動員して厳しくしたことを否定するイメージを構築している。
ユネスコは、日本政府が約束を守らなかったと評価した。

日本文化審議会世界文化遺産部会は佐渡鉱山を世界文化遺産に推薦する日本の候補に選定していると先月28日に結論を下した。
よりによって朝鮮人強制労働現場を世界遺産にしたいのかと疑問が湧く。 そうしてはならないという明示的なルールがあるわけではない。
日本政府は1995年に発表した村山談話で、
「植民地支配と侵略で、多くの国々、特にアジア諸国の人々において非常に大きな損害と苦痛を与えた。(中略)痛切な反省の意を表して心から謝罪の気持ちを表明する」
と明らかにしている。

佐渡鉱山が日本が植民地の民衆の膏血を絞り取った現場という点を明確に紹介すれば、日本政府が継承すると再三明らかにした村山談話の精神を再確認する遺産になることができる。
しかし、日本は歴史的過ちと向き合うよりも、これを隠そうとする兆しが見える。
新潟県と佐渡市が文化庁に提出した佐渡鉱山推薦書では、対象期間が江戸時代(1603∼1867年)までと限定され、日帝強制占領期が除外された。
すでに軍艦島で足をすくわれたことがあるユネスコがもう一度日本を信頼するかが気になる。

https://news.v.daum.net/v/20220115070729719

1千140人に対する未払賃金で23万1千59円59銭(左赤四角)が供託されたと記録されている。使徒鉱山に動員された朝鮮人規模を把握する資料の一つ。
https://img3.daumcdn.net/thumb/R658x0.q70/?fname=https://t1.daumcdn.net/news/202201/15/yonhap/20220115070729906rodp.jpg

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https://www.sanyonews.jp/article/1217756