https://news.livedoor.com/topics/detail/21511592/
山口県防府市の小規模郵便局の局長が、顧客などから約7千万円を横領した疑いがあるとして、日本郵便が調査していることが14日、関係者への取材で分かった。小規模局の局長を巡っては、昨年以降、詐欺や横領などの不祥事が相次いで発覚。原則として転勤がない局長の特殊な人事制度が、不正の温床になっていると指摘されている。

 関係者によると、昨秋、防府市の局長が顧客2人から通帳を預かり計約1千万円を無断で引き出していたことが発覚。局長は内部調査に「全部で5人の顧客の貯金から約7千万円を横領した」などと話している。この他、横領した口座に架空の入金処理をして隠蔽(いんぺい)を図ったり、局内の金庫から約300万円を横領したりした疑いもあるという。