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リンゴ農家が老舗七味店やフレンチシェフとタッグ! 「りんご七味」とは? 長野
長野市のりんご農家が、老舗七味店やフレンチシェフとタッグを組み、りんご用のスパイスを開発しました。
長野市の名物=七味唐辛子…と思いきや、こちらは、りんご専用の七味。
焼きリンゴにかければ、見た目も味もちょっぴり大人な、リンゴスイーツの完成です。
「りんご七味」の発起人は3年前の台風19号で被災した長野市長沼地区のりんご農家・徳永虎千代さんです。
(徳永虎千代さん)「台風や水害の影響は大きかったが、それからも雨が極端に降ったり降らなかったり…」「色や形が悪いリンゴが多くできてしまう状況の中、加工して一緒に使って食べていただく流れを作っていきたいという思いで」。
(小林沙良記者)「焼きリンゴいただきます、シンプルなリンゴに高級感が出た、ピリッとした感じがリンゴの甘味を引き立てている」。
スパイスは長野市の老舗七味店、八幡屋礒五郎と共同開発。
シナモンをベースに、唐辛子、山椒、レモンなど9種類を調合しています。
監修は災害直後から農園の支援しているフランス在住のフレンチシェフ=神谷隆幸さんが務め、焼きリンゴのほかリンゴトーストなどにかけるのもおすすめだということです。
(徳永虎千代さん)「調理したリンゴもワンランク上の風味になる」「ぜひ長野のお土産としても扱ってもらえるような状況を作っていければ」。
「りんご七味」は、クラウドファンディングサイト「Makuake」で購入でき、今後の販路拡大を目指しています。