15日午前、秋田県横手市で屋根の雪下ろしをしていた64歳の男性が死亡し、警察は雪下ろし中に転落したとみて詳しく調べています。
15日午前10時ごろ、横手市平鹿町醍醐にある空き家の敷地内で、隣の羽後町に住む渡部和男さん(64)が雪に埋もれた状態でいるのを近くの住民が見つけて消防に通報しました。
渡部さんは病院に搬送されましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと、渡部さんは以前住んでいたこの空き家に来て、屋根の雪下ろしをしていたということで、命綱やヘルメットはつけていませんでした。
警察は、雪下ろし中に屋根から転落したとみて、詳しく調べています。
秋田県では、雪の多い横手市など内陸の地域に雪下ろし注意情報を出して、命綱やヘルメットをつけて2人以上で作業するなど雪下ろしでの安全対策を徹底するよう呼びかけています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220115/k10013432431000.html