https://www.sankei.com/article/20220115-GAX3UMP2EFKSVO665MSH3ER3M4/
羽生のライバルになるか ロシア新星「奇跡のよう」
フィギュアスケートの欧州選手権初出場のマーク・コンドラチュク(ロシア)が男子フリーで2種類の4回転ジャンプを計3度決め、躍動感のある演技でSP2位から逆転優勝。昨年12月のロシア選手権を初制覇した勢いを持ち込んだ18歳の新星は北京冬季五輪へ弾みをつけ、「思ってもいない結果。奇跡のようなことが起きた」と喜んだ。
今大会でSP、フリー、合計と全ての得点で自己ベストを更新。合計で世界歴代6位の286・56点を出し、羽生結弦(ANA)ら日本勢とネーサン・チェンら米国勢が形成するトップ集団に割って入る可能性を示した若武者は「まだ、ベストの状態ではない」とさらなる飛躍を期す。