2021年8月に全線開通した中部横断道の山梨と静岡を結ぶ区間は、大部分を占める山間部でトンネルが連続します。それらトンネルのいくつかでは、「青い光の環」をくぐっていくことになります。
【画像】「トンネル内が赤い=ヤバイ」? レアなトンネル照明
トンネルの一部分だけが青いライトで照らされており、円形の内壁に沿って光の環ができているのです。
山梨・静岡県境を貫く中部横断道で最長の樽峠トンネル(4999m)をはじめ、いくつかの長いトンネルの途中で見られます。
明らかに異質な青い光、あれは何なのでしょうか。NEXCO中日本に聞いたところ、「アクセント照明」と呼ばれるものだそうです。
「基本的には、漫然運転を防止するために設置しています」とNEXCO中日本は説明。単調な景色が続く長いトンネルで、居眠り運転やボンヤリ運転(漫然運転)による事故を防止する目的だそう。
トンネルの入口や出口近くではなく中腹にアクセント照明があるのも、うなずけるところでしょう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e701767d7aacaa9bc56501b43ea847593d37fdb0
https://i.imgur.com/QyyoOml.jpg