https://i.imgur.com/FScZhJG.png
次に顔つきの話に移る。自閉症は従来「極端な男性脳」と考えられていたが、その脳の理論とは対照的に、自閉症はNTよりも物理的に両性具有であることを示す幾つかの研究が出ている。その1つに自閉症の顔を調べた研究があり、それによれば男性ASDの顔つきは「男性らしくない」特徴があるという。
https://jneurodevdisorders.biomedcentral.com/articles/10.1186/s11689-015-9109-6
別の研究によれば、自閉症男性は1般的に幼少期に社会阻害、暴行、虐めなどにより、ストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが高くなり、コルチゾールのレベルが高くなることでテストステロンが低下し、性的2形(身体の男性的特徴)が不完全に形成される可能性が示唆されている。
https://www.nature.com/articles/s41598-017-09939-y#Sec17
また後述する「ノンバーバル(身体言語や動作やチック)が相手に不快な印象を与える」と被る部分があるが、自閉症男性は定型発達者に対して発話内容の転写物を見せた場合には悪印象を与えないどころか好印象に取られるが、視覚情報を与えた場合、否定的な印象形成が促進されるという研究がある。自閉症男性の顔つきは、その当事者の人格や能力評価にも負の影響を及ぼすのだ。
https://note.com/beatangel/n/n131507aa1da4