北朝鮮による拉致被害者の横田めぐみさん=拉致当時(13)=らと救出活動に奔走する家族の闘いを描いた映画「めぐみへの誓い」が22日、福岡県の飯塚、田川、直方の各市でそれぞれ無料上映される。

映画は、拉致被害者の北朝鮮での苦境や、日本国内で懸命に協力を呼び掛ける家族の闘いなど、拉致問題の深刻さを描いた作品で、各地で公開されて多くの反響を呼んでいる。

福岡県内でも福岡市や北九州市の映画館で上映されたが、筑豊地区ではいまだ上映されていないため、「ひとりでも多くの方に、われわれの身近で起きているこの現実を知っていただき、世論の力を拉致被害者救出につなげたい」と、救う会福岡筑豊支部や日本会議福岡筑豊支部が実行委員会をつくって自主上映することにした。

22日は、午前10時から飯塚市中央公民館(定員135人、飯塚市飯塚)▽午後2時からは、たがわ情報センター(同50人、田川市番田町)▽午後7時から、ユメニティのおがた(同千人、直方市大字山部)の3会場で上映会を開催する。現在、会場が大きい直方市のユメニティのおがたの上映会に定員の余裕があるという。

映画『めぐみへの誓い』直方飯塚田川一・二二同日上映実行委員会の川口武壽(たけかず)さんは「映画をご覧になられた方が拉致被害者のご家族と心を一つにしていただけたらと願っています」と話している。

https://www.sankei.com/article/20220117-XE6M3VSTG5LHHJ6CR7O2PA4IR4/

https://readyfor.jp/projects/megumi-movie/announcements/111841