県庄内総合支庁に勤務する50代の男性職員が去年までの3年間に職場などで約30回にわたって盗撮を繰り返したとして、県は18日、男性職員を停職9か月の懲戒処分とした。
盗撮で停職9か月の懲戒処分を受けたのは県庄内総合支庁に勤務する50代の男性職員。県によると男性職員は去年9月、三川町の商業施設で女性客のスカートの中を手に持ったスマートフォンで動画撮影していたところ、それに気付いた店員が警察に通報した。翌月に警察から県に問い合わせがあり、犯行が発覚したという。男性職員はその後、書類送検されたが、12月27日付けで不起訴処分となっている。
男性職員は2019年ごろから女性のスカートの中を盗撮する行為を始め、盗撮の回数は去年9月までの3年間に約30回に上るという。いずれも手に持ったスマートフォンで動画を撮影する手口で、職場で同僚の女性を盗撮したケースもあったという。
県の聞き取りに対し男性職員は「私生活に問題を抱え、職場でのストレスもあった」などと話しているという。県は18日付けで、全職員に対し、法令順守の徹底を図るよう通達した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/66ee5f11df2cad62c4e687cf4c8836d8d540933b