太陽系は「局所泡」と呼ばれる幅1000光年もの巨大な星間物質の空洞の中心部に位置している。
局所泡は1970年代に初めてその存在が確認され、銀河系の星間物質に比べて約10分の1の低密度であることがわかっているが、
どのようにして太陽系が真ん中に浮いているような状態で存在するようになったのかは明らかになっていない。

局所泡を作り出した最初の超新星爆発が起こったとき、太陽系は離れたところに位置していたとみられる。
研究論文の共同著者でウィーン大学のジョアン・アウベス教授は「約500万年に太陽の軌道が局所泡の中に入り、偶然にもそのほぼ中心部に太陽が位置するようになった」と解説している。

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