UVB-76は4625ヘルツで40年にわたりブザー音(サンプル音)を流し続けている。その内数ヶ月に一度、謎の音声が「UVB76」に似たコードメッセージを一言発しているという。しかしこのメッセージの目的は未だ解明されておらず、ロシア軍の暗号通信ではないかとの噂もある。

 現在ブザー音は1分間に25回、繰り返しで同じ音を流し続けており、ラジオが無くてもライブストリームで聴く事も可能だ。

 この謎の音は元々モスクワのポヴァロヴォ付近から発せられている事が分かっていたが、2010年の9月頃からその位置がずれ、現在は西ロシアの何処かから発せられているという事しか分かっていない。

2011年1月26日、予想外の言葉が発せられたことがあった。オペレーターが「ILOTICIN 36 19 69 46」という言葉を読み上げたという。こういった稀な放送はロシア国内外で特別な出来事があると起こるようで、

例えば2014年3月18日、クリミアがロシア連邦に加わった24時間後「T-E-R-R-A-K-O-T-A. Mikhail Dimitri Zhenya Boris (MDZhBの事), Mikhali Dimitri Zhenya Boris 81 26 T-E-R-R-A-K-O-T-A」と言う放送がされたそうだ。また、2015年11月には28の言語でメッセージが発せられた事もあったと言う。

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