父親とみられる男性を包丁で切りつけたとして、鹿児島県警は20日、同県天城町天城、自称プログラマー中村徹容疑者(32)を殺人未遂の疑いで現行犯逮捕し、発表した。
男性は死亡が確認され、県警は容疑を殺人に切り替えて調べる方針。

 発表によると、中村容疑者は20日、鹿児島市下荒田3丁目のマンションの一室で、この部屋に住む中村誠さん(62)の首を包丁で数回切りつけ、殺害しようとした疑いがある。
容疑を認めているという。

 同日午後6時40分ごろ、中村容疑者から「父親ともみ合いになり、刺した」と110番通報があった。
部屋に駆けつけた警察官が血を流して床に倒れている誠さんを見つけ、室内にいた中村容疑者を現行犯逮捕した。
誠さんはその場で死亡が確認された。
県警は、2人の間に何らかのトラブルがあったとみて動機などを調べる。

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