https://www.sankei.com/article/20220115-F5MZ5OXUZVKIBJTCJP327BK7LY/

コールダック 歩いているうちに体重測定

当園ではアヒルを11羽飼育しています。「コールダック」という種で、体がとても小さいのと空を飛ぶのが特徴です。餌を食べたり、水浴びをしたり、日なたぼっこをしたりと毎日のんびり過ごしています。

そんなコールダックたちにも嫌なことがあります。それが体重測定。「飼育員が1羽ずつ捕まえて体重計に乗せて測る」これがコールダックにとても嫌な思いをさせてしまいます。

体重測定のやり方を変更しようと春から試行錯誤し、「自ら歩き、いつの間にか体重測定ができている」というように専用通路と体重計を配置しました。まだ一日で全羽の体重測定をするのは難しく、数日に分けて実施しています。いずれは毎週の体重測定日にあわせて一斉にできるように、さらなる改良をしていきたいと思います。

このように私たちは、動物たちの生態を学び、行動を観察し、動物の負担を極力減らす飼育方法がないか、日々研究しています。