RDNA 2アーキテクチャを採用したAMDの最廉価モデル「Radeon RX 6500 XT」を搭載したビデオカードが登場。ASRock、ASUS、GIGABYTE、PowerColor、SAPPHIREの各モデルが各ショップに入荷している。
店頭価格は33,000〜37,400円。
最安モデルはPowerColor「AXRX 6500XT 4GBD6-DH/OC」。

 Radeon RX 6500 XTは、AMD RDNA 2アーキテクチャGPUであるRadeon 6000シリーズのローエンドモデル。
同シリーズではRX 6600の1つ下のグレードで、いわゆるAAAタイトルのゲームを1080p解像度でプレイすることをターゲットとしている。

 AMDはNVIDIA製GPUのGeForce GTX 1650を競合製品と位置付けており、「Age of Empires IV」「Back 4 Blood」「Call of Duty: Vanguard」「Deathloop」などのゲームにおける性能は、RX 6500 XTの方が最大で35%高いという。

 GPU仕様は、ゲーム周波数2,610MHz、ブースト周波数2,815MHz、演算ユニット数16、Ray Accelerator数16、ROP数32、SP数1,024、テクスチャーユニット数64。搭載メモリはGDDR6 4GB。
16MBの低レイテンシーキャッシュ「Infinity Cache」も搭載する。

 消費電力は107W。
電源ユニットの推奨容量は400W。
カードサイズは2スロット分。
AMDのWebサイトには基板+カバー部分が短い小型カードの画像が掲載されており、ASRockがこれに近いデザインの製品「AMD Radeon RX 6500 XT Challenger ITX 4GB(RX6500XT CLI 4G)」(カード長179mm)を用意している。
映像端子はHDMI 2.1とDisplayPort 1.4aの2系統。

https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/news/news/1382270.html
https://asset.watch.impress.co.jp/img/ah/docs/1382/270/651.jpg