政府に新型コロナウイルス対策を助言する専門家会議の尾身茂会長ら有志がまとめた提言の全文は次の通り。
中略
○オミクロン株においても感染リスクの高いことが判明している場面・場所は、3密回避が守られていない大人数・大声で、換気の悪い場所でのパーティーや会食などである。
○従って、非日常的な活動について、感染リスクの高いことが判明している場面・場所(パーティーや会食等)に関しては、
皆さまにおかれては、当面の間、避けていただきたい。
仮に、実施する場合には、地域の感染状況にあわせて、主催者は当日の抗原検査実施や人数の制限などを行うことを検討していただきたい。
○一方で、日常的な活動について、感染リスクの高いことが判明している場面・場所に関しては、例えば飲み会などを行うのであれば、
検査をそのたびごとに実施することは運用上困難である。
そのため、静かな会話、いつも会う人といつもより厳しい少人数・短時間で行うよう、事業者や国民は主体的に工夫していただきたい。
○クラシック等のコンサート、Jリーグ、プロ野球等では、これまでの経験より感染リスクが低いことが判明していることから、
これまで行ってきた席の間の距離の確保や静かな観戦など基本的な感染防止策を継続・徹底していただきたい。
その際、人数制限を緩和する場合には、参加者に検査を実施することが考えられる。
○都道府県をまたぐ移動に関しては、移動先での上述のような感染リスクの高い行動は控えていただきたい。
以下略