22日午前1時8分ごろ、大分県と宮崎県で震度5強の地震がありました。この地震に関して気象庁は、南海トラフ巨大地震との関連について、臨時の評価検討会を開く基準には達していないが今後、定例の検討会で議論するとしました。

気象庁の会見:「南海トラフ地震の想定震源域内で発生した地震ですが、南海トラフ地震との関係を調査するマグニチュードの基準未満の地震です」

国の基準では、南海トラフ巨大地震が想定される震源域内で、マグニチュード6.8以上の地震が発生した場合は、臨時の評価検討会を開くとしていますが、今回は基準以下の6.6でした。

また、南海トラフ地震が起きるとされるプレート境界の深さは、今回の震源域では30キロ程度と想定されていますが、それより深い45キロでした。

気象庁は今後1週間程度は最大震度5強程度の地震に注意を呼び掛けています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c1b9541b9785ddf535b5258e103305a1ee45a0a1