岡本財務副大臣が読み間違い連発 衆院予算委、一時中断

 21日の衆院予算委員会で、岡本三成財務副大臣(公明)が2022年度予算案の補足説明で用いた資料の読み間違いを連発し、審議が一時中断した。岡本氏は「交付金および譲与税配付金特別会計」を「譲与税配当金」、エネルギー対策費の合計金額「8756億円」を「8756円」などと発言した。

 これを聞いた野党側は反発。岡本氏は発言を修正したが、そこでも再び「8756円」と間違え、謝罪した。根本匠委員長は岡本氏に「これからもしっかり緊張感を持ってやってください」と強く求めた。

 予算委散会後、野党筆頭理事の大串博志氏(立憲民主)は記者団に対し、5カ所で訂正があったと指摘。「政府の気の緩み以外の何物でもない」と批判した。

https://www.jiji.com/amp/article?k=2022012101076&;g=pol