ミレニアル・Z世代が支持、「大きな政府」の米国史

いまや若者世代の半数以上が「社会主義」を支持しているとされるアメリカ(ギャラップ調査)。バイデン民主党政権が推進する社会保障大規模歳出法案(ビルド・バック・ベター(よりよき再建」)の成立は議会調整が難航し、越年する見通しになったが、こうした巨大財政政策による「大きな政府」を支持する主役は、何といっても若者世代だ。また、彼らは「ウォール街占拠」や「ブラック・ライブズ・マター」、気候変動問題などで急進的ともいえる左派運動も主導している。

あまり語られることのない、アメリカにおける左派の歴史はどうなっているのか。そして、現在の若者とどのようにつながっているのか。アメリカ近現代史を専門とする東京大学・中野耕太郎教授に聞く全2回のインタビュー。
https://toyokeizai.net/articles/-/471382