米バイデン政権の高官として、アジア系市民との橋渡し役を担う日系4世のエリカ・モリツグ大統領副補佐官(49)が
23日までに共同通信のインタビューに応じた。
米国内外で増加するアジア系への差別や暴力を踏まえ「国際社会が協力して人種差別に立ち向かい、
ヘイトクライム(憎悪犯罪)防止に取り組まなければならない」と連携強化を呼び掛けた。

日本での在日コリアンなどに対するヘイトスピーチへの対処は「差別があることを認め、正面から向き合うのが最初の一歩だ」と指摘。
「アジア系同士の差別を認識し対処する難しさ」に触れつつ、社会に根差す構造的差別の撲滅を訴えた。

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