園児が大やけど、モップ洗うシンクの流水で体冷やす…報告書「感染症の危険性を増幅」

鳥取市の私立幼稚園で2020年12月、当時5歳の園児が大やけどを負った事故を受けて
鳥取県が設置した検証チームが20日、再発防止策などの報告書をまとめた。

事故は同年12月14日に発生。
園内のコンロで熱したゆずジュースが入ったやかんを持った担任と園児がぶつかり、園児が大やけどを負った。

報告書では、担任らがトイレにあるモップなどを洗う深いシンクの流水で園児の体を冷やしたり、服を脱がせたりしていたと指摘。
熱傷に伴う感染症の危険性を増幅させた上に皮膚がはがれる恐れもあり、初期対応は不適切だったと断じた。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20220121-OYT1T50239/