(#)ん`)「助けてー!」 仲間「「あっ、ケンモ君が捕まってる!」」 [112890185]
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常連であることをシステム化されたく無い
学生さんの頃からよく通ってたとんかつ屋。
チェーンではなくおっちゃんと奥さんの家族経営、
それでありながら家庭的というよりはジャンキー寄りな味付けが好みだった。
多いときは週3くらいで行ってたのでまぁ自然と顔も覚えられて常連扱い。
「おっ、いらっしゃい」「大盛サービスしとくよ」適なイベントもあったがそれには特に何も感じず常連を続けていた。
ある日会計の時に店主のおっちゃんが紙切れを差し出して一言
「これ、スタンプ集めたらサービスだから。ヨロシク」
1回来店でスタンプ一つ、15個集めたらとんかつ定食が無料みたいな内容だった。
それを見ながら、その店への愛着が急に冷めていく自分を感じた。
なぜ冷めたのかはハッキリとは言えないが。
その客が常連かどうかの判定は店主のさじ加減で、常連へのサービスもなにか特定のものを提示すれば自動で受けられるようなものでなく、
あくまで店主のきまぐれで行われるような、そんな曖昧な関係性を求めていたのかもしれない。
スタンプ集めというシステマチックな行為の結果で受けられるサービスの無機質なところに嫌気が刺したのかもしれない。
いったんは冷めた店への愛着。
ただ店主はその後もスタンプカードに関係なくサービスしてくれた。
食べっぷりが見てて楽しいとのこと。
スタンプはせっせと集めている。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています