護身術は、相手を倒すことが目的ではなく、あくまでも自分(もしくは他人)の安全を守ることが最優先事項とされる。そのため、相手に勝利することを前提としている武道・格闘技のテクニックやセオリーとは、共通する部分もあるが、違う部分も多い。

相手にダメージを与えるよりも自分にダメージが無いことが重要視されるために相手の間合いに踏み込まず、自分に有利な間合いで戦い、常に「逃げる」ことを念頭におく。

護身術では、実践的な技術以前の問題として、日頃から危険な状況に身を置かないようにする心構えと行動が第一としている。例えば「夜間に出歩かない」「人通りの多い場所を歩く」「治安の悪い場所は避ける」といったような良識的に危険を避けることを考える。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AD%B7%E8%BA%AB%E8%A1%93