同居している重度の認知症の妻(76)を金づちで殴って殺そうとしたとして、大阪府警東住吉署は24日、大阪市東住吉区、市原敬容疑者(80)を殺人未遂容疑で逮捕した。
市原容疑者は「介護に疲れ、妻を殺して自分も死のうと思った」と容疑を認めているという。

 発表では、市原容疑者は昨年12月4日午後4時15分頃、自宅で妻の頭を金づちで数十回殴り、殺害しようとした疑い。
妻は頭の骨を折るなど2か月の重傷。
市原容疑者も頭を骨折しており、同署は無理心中を図ったとみて調べている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20220124-OYT1T50194/