「はなおでんがん」（登録者数）が25日、1年にわたって動画への出演を自粛していたメンバー・キムの復帰を、当初の予定から延期していたことを発表。
復帰に向けての調整が進む中、当人に反省の色が見られなかったことが理由だとしています。
大学卒業後に正式加入
キムはもともと、はなおが設立した「積分サークル」（登録者数34万人）のメンバーで、“理系陰キャ”というキャラクターでグループを盛り上げてきた男性クリエイター。
大阪大学を卒業後も就職はせず、はなおでんがんのYouTubeチャンネルで“社会人YouTuber”として活動していくことを、2020年6月の動画の中で発表していました。
ところが発表からわずか数カ月の間に、チーム内で何らかの問題を起こし、活動謹慎処分を受けていたことが、昨年2月のはなおのツイートにより発覚。
キムも同日ツイッターを更新し、はなおの説明が事実であることを認めるとともに「自分は人として本当に未熟な部分が多く、その精神的未熟さが今回の問題を引き起こした」「今後は社会人としてふさわしい広い視野と常識を持ち、チームに貢献することで償いたいと思っております」としていました。
復帰検討されるも“時期尚早”
それから約1年が経過した今月25日、はなおでんがんのYouTubeチャンネルで公開された動画「キムの復帰についてお話します。」において、キムの謹慎処分に関する経過報告がおこなわれました。
動画での説明によると、はなおでんがんの間では当初、11月ごろにキムの謹慎処分を解く方針で話し合いが進められていたとのこと。
しかしながらはなおは、ここ1年間でキムには若干の成長が見られるとはしたものの、「反省の場においてキムの誠意が十分に伝わらりきらなかったという印象が拭えない」として、キムの復帰を当初予定していた時期から延期していたことを明らかにしました。
反省の色見られないとも
相方のでんがんも、約1年の謹慎処分を受けたにもかかわらず、キムの言動に「（問題を）起こした側の人があまり言うべきでないことを言ってしまったりするときがあって」「もうちょっと反省している側の行動、対応が見られないとダメなのでは」とコメント。
今後を通じて人間的な成長を促したいとしつつ、「キムっていうのは大切なメンバーだし、一緒に動画を撮りたいっていうのは思う」と、復帰への思いも口にしました。
およそ1年ぶりの動画出演となったキムはこの日、黒のスーツに青のネクタイというかしこまったいでたちで登場。
両隣りに座るはなおでんがんの発言に、時折頷きながら静かに耳を傾けつつ、動画終盤では「社会人として胸を張って皆様の前に出れるよう精進していきます。この度は申し訳ありませんでした」と謝罪の言葉を口にしています。
騒動の内容は「プライバシー」
1年前の説明では「個人のプライバシーに関わる部分が大きい」として、チーム内で起きた“問題行動”の詳細は明らかにされていない今回の騒動。
この日の動画では、「キムが引き起こした問題によって被害に遭われた方がいる」「内容を言ってしまうと（中略）本人が心理的に良くない影響を受けたりしてしまう可能性がある」と、問題行動によって被害を受けた人物がいたことが新たに明らかにされています。
https://mdpr.jp/news/detail/2977177
