電車の中での喫煙を注意した男子高校生が男に暴行を受けて大けがをした事件で、男子高校生はぜんそくの持病があり、
「たばこのにおいで気分が悪くなるのがいやだった」と話していたことがわかりました。

 この事件は今月23日、JR宇都宮線の車内などで男子高校生(17)に大けがをさせたとして、飲食店従業員・宮本一馬容疑者(28)が逮捕されたものです。
警察によりますと、当時、宮本容疑者は電車の優先席に寝転び、加熱式のたばこを吸っていて、それを注意した高校生に殴る蹴るの暴行を加えたということです。

 その後の警察への取材で、高校生は、ぜんそくの持病があり、「たばこのにおいで気分が悪くなるのがいやだった」と話していたことがわかりました。
宮本容疑者は、「暴行は間違いない」と容疑を認めていますが、ほかにも「けんかを売られた」などと供述しているということです。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4456148.htm?1643162834128