京都府警本部の警備2課に所属していた男性警察官6人が、捜査の名目で架空の交通費を申告し、
国費の捜査費をだまし取った疑いがあることが26日、捜査関係者への取材で分かった。
府警は近く6人を詐欺容疑で書類送検し、懲戒処分にする方針。不正受給を少なくとも約5年間繰り返しており、
府警は総額が数十万円に上ると認定した。
警備2課は極左暴力集団の担当で、国の治安に関わるとして捜査には国費が支給される。
捜査関係者によると、6人は30〜50代の警部補や巡査部長、巡査長。
同じ捜査班のメンバーだった時期があり、府警は50代の警部補が手法を指南した主導役とみている。
他に警察官1人が不正受給に関与した疑いがあるといい、監督責任も含めると、
懲戒処分や内部処分は10人程度になるという。
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