そこでデザイナーのドーセット氏は、新しく家庭用の風力発電機を開発することにしました。
たくさんの小型風力タービンで構成された「風力発電壁」をデザインしたのです。

開発された風力発電壁は2.4m×7.6mという目立たないサイズですが、ユーザーのニーズに合わせてデザインやサイズを調整できるとのこと。

驚くべきは、その発電量です。
現在、この風力発電壁は年間1万kWh(キロワット時)の電力量を生み出すと言われています。
日本の環境省によると、1世帯の年間電気消費量は平均4332kWhです。
つまり、新しい風力発電壁は1年で一般世帯の2年分以上の電力量を発電できることになります。
家庭用の風力発電機としては十分な性能があると分かりますね。

風力発電壁
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ソース
https://nazology.net/archives/103306